Web

WEBマーケターをしていた時の話

インターネットを活用したマーケディングリサーチを行うweb画面の作成を行う仕事についていた時の話です。
そのweb画面の作成はルーチン作業のようなもので、1つの画面作成にはいろいろな人が拘わっているというような仕事でした。お客さんからどんな画面にしたいのかを営業の方がヒアリングし、それを我々がwebで画面にしていくのですが、その作業を依頼されてから1日以内で作り上げなければならないスピード重視・件数重視の仕事でした。

ある子供向け玩具メーカーのお客さんから依頼を受けたとき、web画面を作成後にいったんお客さんに送りこれで問題ないか確認する作業があったのですが、その作業の時に「依頼した画像データが1枚も入っていない、そちらの営業さんからアドバイスされて入れるよう依頼した文言が入っていない」と激怒されてしまいました。後で確認すると社内で営業さんから我々に伝達されるどこかの過程で抜け落ちてしまったようでした。

また、不運なことにそのお客さんを担当していた営業の方がたまたま有休の日であり、詳細をすぐに確認することができませんでした。画像データは幸い見つかり訂正して入れることができたのですが、お客さんの要望すべてを画面に入れこむことが難しくなってしまいました。

納期を伸ばすことができなかったため、とりあえず作成したweb画面を使用することにし、その画面上で目立たせたい箇所をフォントを変える、文字を大きくするなどの工夫をしました。結果的にそれで何とかうまくいったようですがとても危険な綱渡りでした。後日私の上司と営業の方が謝罪には伺ったようですが。

一見簡単な依頼に見えても、付け足しなどをされ画面の作成に多くの時間を要することがかなりありました。終電のない夜中まで作業時間がかかることも多く、激務の状態が続いたと思います。私は結局退職してしまいましたが、この仕事を長く続けられている人っているのだろうか疑問に思います。

おすすめ